
尊敬されデキる上司になるために、リーダーとして知っておかなければならない意思決定の条件があります。
これは、人生を上手に生きていくためにも必要な条件でもあります。次にご紹介する5つに一つでも反することはやってはいけないという条件です。
この記事の目次
納得できないことをやってはいけない
人は何をやるにしても、本当に自分が納得していることしかやってはいけません。そしてやるからには、すべての責任は自分で追わなければなりません。自分が納得して、すべての責任を負う覚悟で事にあたったとき、すべての門戸が開いて、自分の夢が実現するものです。万が一、準備が十分に整っていなくて失敗したとしても、それを糧に、新しいステップが用意されるようになっていますから心配しないで突っ込んで行動してください。
良心に反することをやってはいけない
自分の良心反することをすると、必ず自分が傷つき苦しむことになります。そのためやってみて自分にとって都合の悪いことが起こったときに、逃げ出したくなってしまいます。私たちは、人間として成長し発展を目指すわけですから、最低限「良心」の主張には耳を貸すようにしてほしいのです。もし、今、自分の良心に沿いきれないことをあなたがしているのなら、少しでも早くそれをやめる勇気を持って欲しいのです。
迷っていることをやってはいけない
納得できること、良心に反しないこと、得意なこと、自信のあることにはそもそも迷わないものです。上司は、部下、チームを巻き込んで、その人たちの人生についても責任を負っています。デキる上司を信じてついてきてくれる人たちを不幸せにはしたくありませんよね。
上司として、最も大切なことは「決断」することです。決断しないことには行動できません。行動しないことには、成功などしようはずもありません。成功の反対は失敗ではありません。「何もしない」です。
なお、私の場合は、組織のリーダーとしての判断は慎重に大胆に、個人的な人生の意思決定の場合は、「迷ったらGO!」と決めています。判断のものさしをあらかじめ持っておくことで迷うことなく決断できます。「自分にできるかな?」と怖れの感情を持つときは、自分の潜在意識は「できる」と思っているものです。はじめから「できない」と思っているときには、迷うことなどなく逃げ出しているものです。
不得意なこと、いやなことはやってはいけない
普通のサラリーマンに、こういう話は少しわかりにくいかもしれません。人は生まれてくるときには自分がこの世でやるべき使命、役割をきちんと決めてこの世にやってくるのだそうです。自分が担なう役割や使命を果たすために、さまざまな試練が用意されています。苦手なこと、いやなことよりも得意なこと、長所を徹底的に伸ばしていくと自然とついてくるものです。不得意なことなど消えてしまいます。
反対に自分の使命、役割に反したことをやると、つきがなくなったり、病気になったりという注意信号が出てきます。
会社員であったとしても、自分の使命、役割は自分と対話して探し出すものです。それがわかったら、それについてとことん勉強して希望が湧いてくるまで勉強することです。
成功の確信の少ないこと、自信のないことはやってはいけない
希望が湧くまで勉強すると、なんでもプラス発想で考えることができるようになります。そして未来に大きな希望が持てるようになります。それを元に計画を作り、勇気を持って実行すればよいのです。希望とは知ることです。知らないことにはどうにもなりません。希望が湧いてくれば、当然自信もでてくるものです。
まとめ
尊敬され、デキる上司は、発言や行動に迷いがありません。しかし、はじめはみな駆け出しの上司です。迷いに迷って、悩みに悩み、懸命に勉強して勉強して勉強してその先に希望を見つけだすのです。今のあなたの状態が、どんなに上手くいかなかったとしても希望を失わないでください。大丈夫です。私もそうでしたから。振り返ってみると、どんな困難もすべて意味があるものだと思えます。